はつり ってなに?

 このサイトを立ち上げたのは1998年に遡ります。当時、インターネット内をどう探しても「はつり」という
 語句が出ませんでした。これは、なんとかしなければという義務感と、始めたばかりのパソコンを駆使
 して、私代表が個人で造りあげました。
 最近になってようやくウィキペディアに採用されました。少しは業界の役に立てたのかと思います。



 建設業界では、作業を表します。
     建設、建築、土木工事現場などでコンクリート製品を削ったり、切ったり、壊したり、穴をあけたりします。
     その作業全般を通称 『はつり』 といいます。
     一般的な語源は石材加工からですが、もともとは木材を削ったり加工する刃物の呼称です。

     ここで言うコンクリート製品は、側溝のフタなどと同じように、新築ビルディングやマンション、
     橋や道路、はては一般住宅で使われているもの全てを指します。
     要するに、コンクリートを使っているすべてにおいて、はつり作業は発生します。

     ノミをハンマーで叩き、コンクリートを割る。
     現在は圧縮空気や油圧、または電動モーターを動力とした機械をハンマーとして
     専用のノミを叩き、コンクリートを砕き、削るという作業が一般的です。

     パワーショベルに大型のノミを取り付けてコンクリートも割る作業もありますが
     作業的には解体の部門に入ります。従って、人力で支える程度の作業を指すでしょう。

 ■■■ 広辞苑より ■■■
 
はつり(解り)

 絹糸の類をほぐして縫糸に使うもの。
 宇津保物語(俊蔭)「信濃の解りをいとよき程にすげて」

はつる(削る)

 少しずつけずり取る。皮などを剥ぐ。へずる。
 浄、夏祭浪花鑑「冥途へうせいと両人をそいだり切つたり削つたり」

はつる(解る)
 端から解けほぐれる。ほつれる。

 古今和歌集(恋)「藤衣解るる糸は」
 なぜ 斫り と書いて はつり と読むのか?

 完全に当て字です。
     作字と表現したほうが良いかもしれません。
     なんとなく雰囲気は合ってると思うのですが。漢字の先輩である中国人には
     削 の方が意味は合っていると言われたことがあります。
     よく、学校での作業ではトラックの屋号を見て、先生に聞かれます。

     最近では、当社も堂々と登記していますし、業界も使用している関係でしょうか、
     外字として隅に登録してあるようです。
     当サイトでコピーして登録してください。
    (下記参照)

 なぜ新築現場で壊して(はつりをして)いるのだろう?

 よく、聞かれます。

     建設、建築及び土木現場は基本的にオーダーメイドです。
     コンクリート製品であるビルディングはあらかじめ、本体の壁や床や柱を
     前もって現場にて作ってゆきます。
     そこに、画一化されたサッシなど製品を取りつけるわけです。

     ですから、取りつける製品が僅かに小さい場合などは、コンクリートを足して
     補修する場合がありますが、製品のほうが若干でも大きかった場合、はつりを致します。
     つまり、他から見ると壊してると思われるわけです。

     工法として、完璧に寸法を守って作業を進めるよりは、ある程度ははつり作業を見越して
     作っていく方法もあります。少ないですが。
     ただ、梁や柱など構造上、重要な所は、はつり作業は致しません。ご安心下さい。

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